◆性別によって動脈硬化の発症率が異なるのはなぜですか?
◆性別によるLDLコレステロールの統計数値について
LDLコレステロール数値は、男性の場合20代から急速に数値が上昇する傾向にあります。
逆に女性は10代〜30代にかけては統計的に数値が下がることも確認されております。
この性別によるLDLコレステロールの数値の違いに関しては幾つかの要因が考えられております。
まず、最大の可能性として考えられている要因は、女性ホルモンの関与です。
中でも現在最も注目を集めている女性ホルモンは
●エストロゲン
と呼ばれる女性ホルモンです。
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◆エストロゲンの働き・作用について
エストロゲンは女性ホルモンの一種で、月経をコントロールする働きをもっております。
また現在確認されている作用としては
●LDLコレステロール値を抑制する
●HDLコレステロール値を高める
という作用をもっていることも確認されております。
LDLは悪玉、HDLは善玉と呼ばれることからもわかるように、このエストロゲンの働きはコレステロールを要因とする疾患の発症の可能性を低下させる働きをもっていることもわかります。
尚、女性ホルモンが活発に分泌され始める10代以降は、LDL数値が徐々に低下しはじめます。
しかし、30代半ば辺りになると、一転してLDL数値は徐々に上昇を始めます。
これはエストロゲンの分泌能力が徐々に低下し始めることが要因と考えられております。
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◆男性は20代から徐々に数値の上昇が始まる
LDLコレステロールの数値は統計的に女性は20代で低下しますが、男性は20代から徐々に数値の上昇が始まります。
この数値の上昇の最大の要因として考えられるのが
●生活習慣の変化
によるものと考えられております。
男性は20代になると、仕事をする為に社会に出るようになります。
社会に出てまず大きく変化するのが毎日の生活のリズム・生活習慣の変化です。
残業が続くこともあれば、仕事後のお付き合いなどもスタートします。
また、今までは部活などで体を動かしていたスポーツマン系の方であっても、運動を行う時間さえも取れなくなってくるようなこともあります。
このように男性が一般的に社会に出始める年齢である20代は
●運動不足
●食事の偏り
などが起こってしまいLDLコレステロール値を上昇させる要因となっていると考えられております。
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