【LDLコレステロールの正常値・基準値Q&A】

 LDLコレステロールQ&Aでは、LDLコレステロール血液検査の目的、正常値・基準値の範囲、動脈効果の危険性、総コレステロールからLDLを求める計算式・計算方法についてQ&A方式で初心者向きに解説しております。

LDLコレステロールの正常値・基準値Q&A

LDLコレステロール血液検査が行われるケースについて

 ◆LDLコレステロール血液検査はどのような目的で検査が行われるのですか?LDLコレステロール検査が行われるケースについて教えてください。

◆LDLコレステロール血液検査が行われるケースについて
 LDLコレステロール血液検査が行われるケースについて見ていきましょう。
 LDLコレステロール血液検査は、主に
●動脈硬化
●高コレステロール血症
●脂質異常症(高脂血症)
●糖尿病
●脳出血
●肥満症

 などの可能性を確認する際にLDLコレステロール検査が実施されます。
 なかでも動脈硬化の可能性が検討される際はLDLコレステロールが
●高値
 を示す傾向にあることから、動脈硬化の要因検査として一般的にLDLコレステロール血液検査が行われております。

LDLコレステロール数値が深く関与する疾患【イラスト図】

 また「高コレステロール血症」・「脂質異常症(高脂血症)」も近年では特に注目視されている疾患であり、動脈硬化とともにLDLコレステロール数値が深く関与する病気として扱われております。

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善玉と悪玉の違いとは?

◆善玉と悪玉の違いとは?
 LDLコレステロールは悪玉コレステロールとも呼ばれます。
 対してLDLコレステロールは善玉コレステロールと呼ばれます。
 この善玉・悪玉という相反する名称で呼ばれている原因はいったい何なのでしょうか?
 この違いについて説明をする場合、各々の役割及び働きから見ていくとわかりやすいかもしれません。
 まずLDLコレステロールの主な役割。
 LDL(悪玉)は、血液内に入り込み全身にコレステロールをくまなく運搬することが役目です。
 人間は生命を維持するために、1日だけでも
●およそ700mg
 のコレステロールを必要とします。
 その為、悪玉と呼ばれてはいますが「LDLの働きは必要不可欠」であることがわかります。
 しかし、必要以上のコレステロールを運搬しすぎると、血管内にコレステロールが滞留し、アテロームを発症するなどの障害をもたらすことがあります。
 これが悪玉と呼ばれてしまうこととなった所以です。
 対してHDL(善玉)は、余分なコレステロールを回収する働きをもっております。
 このような働き・作用の違いから善玉・悪玉という呼び名がつけられているのです。
 LDLコレステロールは適切な量を保っている場合、決して悪玉と呼ばれるようなコレステロールではないのです。

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中性脂肪とは?

◆中性脂肪とは?
 LDLコレステロール血液検査を行う場合、大半のケースで中性脂肪数値の検査も同時に行われます。
 これは、中性脂肪とLDLが共に動脈硬化などの危険因子と認められているためです。
 中性脂肪検査もLDL検査も、血中内の滞留量を測定することで検査が可能ですから、一度の血液検査で双方の数値が確認できます。
 中性脂肪は、皮下脂肪としてエネルギー源となる重要な脂肪です。
 皮下脂肪は体温の保持という重要な働きもあることから、LDL同様、中性脂肪も必要不可欠な成分であることがわかります。
 しかし、血液中の中性脂肪が過度に増えてくると、動脈硬化を促進させるという性質をもっております。
 LDL同様に中性脂肪に関しても、適量以上となると人体に害をもたらす成分でもあるのです。


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